DS・脳トレ“ビッグバン” ある天才の挑戦






 06年、日本のゲーム市場を引っ張ったのは何と言っても「ニンテンドーDS」だ。特に「脳を鍛える大人のDSトレーニング」は、「脳トレ」と呼ばれ、大人から子供まで男女を問わず幅広い世代に受けて、「スーパーマリオ」や「ポケットモンスター」などのメガヒットソフトと肩を並べ、大ブレークした。ゲームユーザーを拡大し、市場全体の売り上げをけん引して過去最高にまで押し上げたDSの“ビッグバン”的ヒット。そこには、天才と呼ばれた男のゲームに懸ける執念があった。【河村成浩】=文中敬称略

■発売日の隠密訪問

 04年12月2日、ニンテンドーDSが発売日された。2画面、タッチパネル付きという新機軸の携帯ゲーム機の登場に、各地の家電量販店には、熱心なゲームファンの列ができたが、ほぼ同時に発売されたソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の携帯ゲーム機PSPのように売り切れることはなく、比較的穏やかな滑り出しだった。
 同じ日、任天堂社長の岩田聡が姿を現したのは、秋葉原でも新宿でも本社のある京都でもなく、東北・仙台だった。訪問先は、学習療法による脳機能改善を促進する「脳イメージング理論」の提唱者・川島隆太・東北大教授。岩田の手には、川島の理論を元に、計算や漢字の書き取り、四文字熟語の作成などをDSで行い、「脳年齢」を測定するという1本の試作ソフトがあった。
(2007.2.2/毎日新聞 まんたんウェブ)
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by fbitnews2006-6 | 2007-02-02 18:37 | インターネット総合  

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