富士ゼロックス、トナー型で世界最速機


 富士ゼロックスはトナー(インク粉)を使うカラー機としては世界最速のデジタル印刷機を開発した。2007年春に日本で発売する。パソコンのデータを直接印刷するデジタル印刷機は市場拡大が続くが、キヤノンなどの新規参入で競争が激化している。富士ゼロックスは超高速機の投入で、過半を握る国内シェアの拡大を狙う。

 デジタル印刷機は製版作業が不要で、パソコンなどで作成したデータを一部ずつ内容を変えながら印刷できる。ダイレクトメールなどで個人向けの広告を作成できるほか、チラシやカタログも少部数なら割安で済む。

 富士ゼロックスが開発したのはロール状の連続用紙を使い、印刷後に切り離すタイプ。A4用紙に換算するとカラーで毎分450枚(片面)の印刷が可能。トナーを使うカラー印刷機では世界最速で、同社の最上位機と比べ4倍以上の速度となる。トナーの定着方式を通常のヒーターによる熱定着からランプの光に置き換える技術を採用して超高速化を実現した。価格は1台2億円程度。請求書などを短期間で集中印刷できる点や、顧客ごとに違う内容の広告を裏面に刷り込むような使い方を提案する。
(2007.1.1/日本経済新聞)
[PR]

by fbitnews2006-6 | 2007-01-01 10:50 | 周辺機器  

<< 企業規模別国内IT投資、中堅・... 薄型TVパネル、プラズマが大幅安 >>