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Windows XP搭載の4G携帯電話! Mobile WiMAXで移動時も20Mbps超の高速ネット



韓国サムスン電子は、無線ブロードバンド通信規格のMobile WiMAX(IEEE802.16e)に対応する携帯電話一体型デバイス「SPH-P9000」を発表した。OSにはWindows XPを搭載しており、来年上半期中に韓国市場での発売が予定されている。

高速移動中であっても、HSDPAを上回る20Mbps(下り)を超える通信速度を実現するとされるMobile WiMAXは、第4世代移動体通信システム(4G)のネットワーク構築などを可能にする技術としても注目を集めているようだ。SPH-P9000は、Mobile WiMAX Summit 2006において、Mobile WiMAXの高性能をアピールする製品としてデモンストレーションが行われたという。

143×92×29.7mmの本体サイズ、560gの軽量設計を採用するSPH-P9000は、展開時にはフルサイズのQWERTYキーボードが現れて、800×480ドットのWVGA表示に対応する5インチ液晶ディスプレイにより、快適なブロードバンドを楽しめるとされている。Mobile WiMAXの利用中でも、CDMA 1x EV-DOによる携帯電話コミュニケーションが同時に利用可能であるという。Transmeta製のCPUが採用され、30GBのHDD、Mini USB端子、Bluetooth通信機能を備えるなど、さながらミニノートPCのようなデバイスに仕上がっている。1.3メガピクセルのデジタルカメラ、MP3プレイヤー、VOD(ビデオオンデマンド)などのマルチメディア対応機能も充実している。

同社テレコミュニケーションネットワーク事業部長を務めるKitae Lee氏は「今回新たに発表されたSPH-P9000は、Mobile WiMAXを統合したデバイスの、ほんの一例として世界に紹介されたに過ぎない。Mobile WiMAXの利用を世界的に進めるため、今後も革新的な技術サービスで市場を牽引していきたい」とコメントした。



(2006.11.10/MYCOMジャーナル)

by fbitnews2006-6 | 2006-11-10 06:44 | 周辺機器  

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