「ユーチューブ」が「ユーチューブ」を訴える

間違いアクセスでサイトをダウンさせられたutube.comのオーナーが、YouTubeに「youtube.com」の使用をやめるか、新ドメインのコスト負担を求めている。

 動画共有サイトYouTubeを探す数百万人のユーザーからアクセスが殺到したためにWebサイトがダウンしてしまった企業が、YouTubeを提訴した。

 原告のUniversal Tube & Rollform Equipmentは、自社のWebサイト「utube.com」のホスティング費用がここ2カ月で跳ね上がったとしている。「youtube.comへのビジターでパンクすることがないように、サイトを5回も移動させなくてはならなかった」とUniversal Tubeのラルフ・ガーキンス社長は語る。

 米連邦地裁に今週提出された訴状は、YouTubeにyoutube.comの使用をやめるか、Universal Tubeが新ドメインを作成するコストを支払うよう要求している。損害賠償については明記されていない。

 中古のチューブ製造マシンを販売するUniversal Tubeは、顧客が同社のサイトにアクセスするのが困難だったために、取引を失ったと主張してきた。

 「当社は10年前からサイトを運営している」とガーキンス氏は言う。

 この混乱は2~3カ月前から始まったと同氏は語る。社員17人のUniversal Tubeのサイトには8月に6800万件のアクセスがあり、最も人気の高い製造業関連サイトの1つになった。

 10月初め、GoogleがYouTubeを16億5000万ドルで買収する計画を発表する直前、utube.comはダウンした。サイトが再び稼働するまでには数日かかった。

 11月1日にYouTubeの広報担当者にコメントを求めたが、返答はなかった。

 Universal Tubeはペリーズバーグ郊外に本拠を置き、1985年に設立された。年間売上高は約1200万ドルだ。

 ガーキンス氏は、同社はutube.comのWebアドレスを売却して、新しいWebサイトアドレスを探すことを考えていると語った。
(2006.10.2/IT Media)
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by fbitnews2006-6 | 2006-11-02 11:48 | インターネット総合  

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