NTT西日本、ひかり電話で発生した一連の障害に関する原因や対策を発表


 NTT西日本では、10月23日から25日にかけて発生していた障害や発着信規制に対する原因および対策について発表した。

 NTT西日本のひかり電話では、10月23日9時35分よりNTT西日本エリア全域で発着信がつながりにくい状況が発生。サーバー増設などの対策を行なっていたものの、システム高負荷が再度発生するなどの現象に見舞われ、一時は最大95%の発着信規制も行なわれていた。

 NTT西日本では、10月23日から24日にかけて発生した障害と、10月25日に発生した障害の原因を個別に説明。前者では中継系呼制御サーバーと呼制御サーバーを連携する呼処理サーバーの処理不足が原因であり、処理能力を超えるトラフィックによって輻輳が発生。中継呼制御サーバーも影響を受けたことから発着信規制などで通話量の制限を行なうとともに呼処理サーバーを緊急増設、処理能力の向上を図った。

 10月25日の障害は新たに導入した呼処理サーバーの運用開始後に起きたもので、発着信規制時に一定のトラフィックが加わった時点で一部の中継系呼制御サーバーと相互接続用関門交換機との間で想定外の「制御信号の衝突」が異常発生したことが原因。これまでNTT西日本が経験したことのない事象だったためにNTT研究所で再現検証を行ない、輻輳制御の見直しと中継系呼制御サーバーに収容されている回線の収容替えを実施した。

 NTT西日本によれば、10月25日22時7分以降は障害は発生しておらず、通常通りの利用が可能だという。今後はひかり電話のネットワーク全体の処理能力再チェックや設備性能評価の再チェックを実施、さらなる信頼性の向上および故障対応の迅速化に努めるとしている。

(2006.10.27/impress Watch)
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by fbitnews2006-6 | 2006-10-27 17:11 | インターネット総合  

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