Skype創設者の次の挑戦「Veniceプロジェクト」とは?

KazaaとSkypeを成功させた2人が、今度は広告付きのインターネットテレビ「Veniceプロジェクト」を立ち上げる。(ロイター)

 ファイル交換サービスのKazaaやインターネット電話ソフトSkypeの生みの親が、間もなく広告収入でまかなうインターネットテレビを立ち上げる計画だ。Skype共同創設者ヤヌス・フリス氏がデンマークの新聞に語った。

 「Venice」というコードネームで呼ばれるこのプロジェクトは、ブロードバンドインターネット回線を利用するコンシューマーに高品質のテレビ番組を無料で提供すると同氏は経済紙Boersenに説明した。

 「これが十分に機能するようになり、十分なコンテンツがそろったと思ったら、公開するつもりだ。それまでに長くはかからないだろう。1~2カ月といったところだ」とフリス氏は10月25日夜にコペンハーゲンで開かれたBoersenのExecutive Clubで語ったという。

 「これは、プロフェッショナルなコンテンツを持つ人々が、それを(インターネットで)提供できるシステムだ。誰にでもそれが可能だ」と話す同氏は、現在は「多数の人々」を世界中のテレビ制作会社との交渉に当たらせている。

 「これ以上の訴訟はごめんだ」とフリス氏は、Kazaaを運営していた日々のことを指して語った。Kazaaは著作権付き楽曲の交換に利用されていた。

 Veniceの成功はタイミング次第だが、多くの国でYouTubeや、ニュース番組などのテレビ番組を後から(ネットで)視聴するサービスが人気を博していることを考えると、インターネットユーザーがビデオサービスを受け入れる準備はできていると言える。

 主に短時間のクリップを見せるYouTubeは今月、Googleに16億5000万ドル相当の株式で買収された(10月10日の記事参照)。

 インターネット電話・メッセージングサービスのSkypeは、フリス氏がパートナーのニクラス・ゼンストロム氏とともに立ち上げ、昨年41億ドルでeBayに買収された。

 「適切なタイミングでやらなければならない。そうしなければうまくいかないだろう。KazaaとSkypeの時はラッキーだった。タイミングは完全にぴったりだった。次のプロジェクトでもそうなることを願っている」とフリス氏は語ったとBoersenは伝えている。
(2006.10.27/IT Media)
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by fbitnews2006-6 | 2006-10-27 13:08 | インターネット総合  

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