ソフトバンク 番号継続制度の顧客争奪戦で“台風の目”に

 
 携帯電話会社を変えても番号が変わらない「番号継続(ポータビリティー)」制度スタートに伴う顧客争奪戦で、大胆な低価格方針を連日打ち出すソフトバンクモバイルが“台風の目”になっている。自社携帯間の通話・メールの無料化に続き、26日には既存の契約者の機種変更でも端末代を原則無料にするサービスを発表。家電量販店のソフトバンク携帯の売り場も盛況で、今のところ静観しているライバルのNTTドコモやKDDI(au)も、内心は穏やかでない。
 「ソフトバンクが一番売れている」。こんな声が飛び交う、東京都千代田区のビックカメラ有楽町店の売り場。通話・メール原則無料の新料金プラン受け付け初日の26日、ソフトバンクカウンターにはサラリーマンらの列ができた。
 機種変更の際の端末無料化について、業界では「他社への契約者流出防止が主眼。ソフトバンクはポータビリティーで独り負けする恐れもあったからだ」と冷ややかな見方もある。しかし、ソフトバンクは過去に固定通信のADSL(非対称デジタル加入者線)参入でモデムを無料配布し、NTT東西の半額の料金で価格破壊の流れを作った実績がある。
 「世界一高い日本の携帯を安くする」との孫正義社長のアピールが再び支持されれば、ドコモやauも価格競争の渦に巻き込まれかねない。10月23日までの番号継続の利用予約では、auが新規顧客を十数万件獲得。ソフトバンクは劣勢だった模様だが、新たに打ち出した一連の低価格戦略がどこまで他社の契約者の関心を呼び込めるか。ドコモやauも、安閑とはしていられない状況だ(2006.10.27/毎日新聞)
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by fbitnews2006-6 | 2006-10-27 13:00 | 周辺機器  

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