マルチマウス 1台のパソコンに複数接続で同時操作可能


 1台のパソコンに接続した複数のマウスをそれぞれ独立して動かし、情報の入力ができる「マルチマウスソフト」を東京大大学院情報理工学研究科の竹内郁雄教授(計算機科学)らのグループが開発した。紙の地図の代わりに災害情報の迅速な集約などを可能にする「IT防災」研究から発展した技術。竹内教授は「非常に単純だが、『コロンブスの卵』的な発想から生まれた。対戦型ゲーム、バスケットボールの陣形練習など、応用範囲は広い」と話している。
 多くのパソコンで使われている基本ソフトでは、複数のマウスを接続しても画面上のカーソルは一つしか表示されない。しかし、同研究科創造情報学専攻の上田真史さん(博士課程1年)らが開発したソフトを使うと、一つの画面にマウスの数と同じだけカーソルが表示され、それぞれ独立して動かせる。マウスごとにカーソルの色や形、動かせる範囲や速さなども変えられる。原理的には最大で109個のマウスを同時に使えるという。
 これまでも同様に複数のマウスを使えるソフトはあったが、使途が限定的だった。だが、グループが開発したソフトは安価で、比較的簡単に使うことができ、汎用性が高いのが特徴だ。
 グループは、複数の人が同時に操作できるうえ、情報をすぐに多くの場所に送信できる利点を生かし、災害時にさまざまな防災機関からの被害情報や住民の避難状況を1枚の地図上に表示して状況を把握するシステムへの応用を進めている。27日には新潟県見附市で水害を想定した防災訓練で実証実験をする
(2006.10.24/毎日新聞)
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by fbitnews2006-6 | 2006-10-24 16:42 | 周辺機器  

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