“決戦の秋”携帯三つどもえ ドコモが新機種、3社出そろう


 NTTドコモは12日、携帯電話端末の新シリーズを発表した。今月24日に番号を変更せずに電話会社を変更できる「番号ポータビリティ制度」が解禁されるのを前に、すでにKDDIの「au」とソフトバンクモバイル(旧ボーダフォン)は秋冬モデルを発表済みで、携帯3社がすでべ出そろった。

 3社合計の新商品は39機種に上り、第3世代(3G)携帯の秋冬商戦としては過去最高。いよいよ“三つどもえ”の顧客争奪戦が幕を開ける。

 「最も自信を持ってお勧めできるラインアップになった」。同日の発表会で夏野剛執行役員はこう胸を張った。

 ドコモが投入するのは、基幹モデルの「903i」シリーズ11機種を含む全14機種。さらに年末までには20機種を上回るラインアップを用意する。

 14機種中11機種にICカード機能や音楽再生機能を搭載。3機種は地上テレビ放送の「ワンセグ」受信機能を備え、これまで弱点といわれてきたワンセグ対応を進めた。音楽コンテンツやゲームなどソフト面も充実した。

 先行する2社も新シリーズには自信を持っている。auは、ドコモが先行する非接触ICカード機能を全12機種中5機種に搭載し弱点を補強すると同時に、11機種にお得意の音楽プレーヤー機能を搭載。GPS(全地球測位)ナビゲーション機能などでの優位性も前面に出し攻めの姿勢を整えた。

 ソフトバンクも、音楽機能などのほか、ワンプッシュで検索やオークションサイトに移行できるヤフーボタンを設置。13機種合計で54色のカラーが選べるほか、折りたたみ式としては世界で最も薄い厚さ12・3ミリのモデルを投入するなど、独特の商品展開で特徴を出した。

 ただ、「各社ともポータビリティを意識して多機能にしたため、どの商品も変わり映えしなくなった」(大手家電量販店)との声もある。また、携帯電話需要が頭打ちのなか、各社が大量の商品を投入することで過当競争が起き、“在庫の山”ができるとの懸念も出ている
(2006.10.13/フジサンケイ ビジネスアイ)
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by fbitnews2006-6 | 2006-10-13 13:59 | 周辺機器  

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