島おこしをブログで支援 IT技術者からアイデア募集


 マイクロソフトは10月12日、離島の地域振興をブログを活用して支援するプロジェクトを発表した。離島とIT技術者を取り持つWebサイトとブログを設け、交流しながら島の悩み解決に一役買うアイデアを募る。IT技術者の地位向上を図る同社の取り組みの一環。

 プロジェクトは「ブログで離島応援計画」。島根県の隠岐の島(隠岐の島町)、鹿児島県・トカラ列島の十島村、東京都の式根島(新島村)が参加する。プロジェクトの会長は出川長芳新島村長

 式根島では5月、同社の協力でIT技術者が現地を訪問し、島おこしに知恵を絞るイベントを開催した。今回はさらに隠岐の島と十島が加わり、インターネットを介した交流で地域振興を支援する試みとなる。

 10月12日から順次スタートし、各島の魅力や現状、悩みを紹介した特設サイトを期間限定でオープン。マイクロソフトはIT技術者向け情報サイト「TechNet」などを通じて技術者に参加を呼びかけ、ITを活用した地域振興のアイデアを現地の人とブログを通じて議論してもらう。

 島の悩みはさまざま。隠岐の島は流刑地などととして歴史にたびたび登場する深い歴史を持つが、最近は旅費の高さがネックになり観光客が減少。豊かな自然の中で育った「遊び名人」の子どもたちと全国の子どもたちとの交流や、家族連れの来島を促すプランを募集している。

 十島村は、鹿児島と奄美大島の間に位置するトカラ列島にあり、有人の7島で人口が1000人に満たない過疎の村。海底ファイバーがすぐそばを通りながらその恩恵を受けられず、ブロードバンド環境はコスト面から導入ができないという。離ればなれの複数の島で1つの自治体を構成するといった特殊な事情を抱え、ブロードバンドの導入が問題解消に役立つのではと期待する。2009年7月22日に起きる皆既日食を「世界一長い時間観測できる場所」としてネット中継も──と夢を描く。

 式根島は伊豆諸島・新島の近くに位置し、東京から高速艇で約2時間という近さと豊富な自然や温泉が売り。5月のイベントで提案されたアイデアをさらにブラッシュアップしたプランを検討し、実際に導入するのが今回の目標だ。


(2006.10.13/ITmediaニュース)
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by fbitnews2006-6 | 2006-10-13 13:58 | インターネット総合  

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