KDDI、CATV局との連携強化-NTT対抗勢力形成へ



 KDDIはケーブルテレビ(CATV)局との連携を強化する。携帯電話代理店「auショップ」を活用し、提携関係にあるCATV局が提供するサービスの加入者獲得を進める。さらにCATV回線を利用した電話サービスの強化やオンデマンド映像配信(VOD)サービス、光ファイバー回線の提供などCATV局の経営強化に協力する。各家庭まで回線を敷設済みのCATV局と組み、固定通信分野でNTTと対抗する勢力を形成する。

 まずCATV回線によるインターネット・プロトコル(IP)電話サービス「ケーブルプラス」の加入者拡大に取り組む。

 提携CATV局の拡大と販促活動の強化を通じて07年度に50万世帯、08年度に100万世帯以上を獲得する。CATV局と同社が通話料収入を分け合うことで、相互にメリットのある事業モデルを構築する。

 VODは映画や放送コンテンツを有料で見たいときに提供するサービス。配信のインフラや大型コンテンツを提供する一方、地域密着型のコンテンツは各CATV局が受け持ち、大手のコンテンツ配信事業者にはない特色を打ち出す。

 また、東京電力の光ファイバー通信事業をKDDIが買収し、07年1月から新体制に移行するのに合わせてCATV加入者への光回線の提供も進める。

 競合関係にあるNTTは2010年に光回線加入者を3000万世帯にまで拡大する戦略を掲げて積極的な顧客獲得を展開。KDDIは全国で約2700万世帯に普及しているCATV回線と東電から買収する光回線を固定通信の両輪に位置付ける。(2006.10.6/日刊工業新聞)
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by fbitnews2006-6 | 2006-10-06 12:59 | インターネット総合  

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