アナタの予定、丸見えに…グーグルカレンダー“大開放”

出張からデートまでバッチリ 警告は出るが…
 米検索最大手グーグルが提供しているスケジュール管理用のカレンダーサービスで、「デートの予定」などの個人情報が公開されてしまうケースが出てきて、騒動になっている。サービスの利用者の設定ミスが原因とみられる。便利なサービスも設定や使い方を間違うと、個人情報垂れ流しの“凶器”になってしまうのだ。

 【カレンダー】

 このサービスは、グーグルが9月から開始した「グーグルカレンダー」の日本語版(試用版)。登録さえすれば、誰でも無料で利用でき、ネット上のカレンダーにスケジュールを書き込むことができる。個人的なスケジュール管理用として使えるほか、サークルのメンバーなど複数の利用者でカレンダーを共有し、仲間内の連絡用として使うことも可能だ。

 設定によっては、カレンダーの中身を不特定多数の利用者に公開することもできる。企業が商品展示会などのイベントスケジュールを書き込み、幅広い人に知ってもらいたい場合は、この設定を活用する。

 【すごい中身】

 で、今回は、個人的に使っているのに、不特定多数の利用者に公開してしまうケースが続出。原因は後述するとして、間違って公開されている情報を見ると、ドッキリするようなものも多い。

 「本社出張」「経営会議」「面接」など仕事のスケジュールや面会相手の企業名などが具体的に記載されているカレンダーがたくさんある。中には、会社の社長らしき人物の予定も詳細に書かれており、面接相手の個人名やアポイント先の企業名も書かれている。

 さらに、仕事相手の女性の氏名や年齢、携帯電話番号がずらりと記載されていたり、「××とデート」などプライベートの予定をさらしていたりするケースもある。

 さすがにミスに気付いて設定を直す人が結構出てきたが、“大開放”のままの人も依然多い。

 【設定ミス?】

 カレンダーは、通常は公開しない設定となっており、「すべての情報を共有する」を選択した場合にだけ、“大開放”となる。その設定を選択した場合も、画面上に「公開カレンダーはGoogleカレンダー検索に表示されます」と表示し“大開放”されることを警告する。

 なぜ、スケジュールを世界中にさらすようなミスは起きたのか。

 “大開放”してしまった会社の関係者を直撃すると、そもそもカレンダーが公開されていること自体に気付いておらず、確認後に「ミスです」と認めた。

 ITに詳しいジャーナリストは、「このカレンダーサービスの英語版が4月からスタートしていて、日本でも使うことは可能だった。英語版から使っていた利用者が、設定を間違えて『公開』を選択し、そのままになっているのではないか」と指摘する。

 ネットサービスはきちんと使いこなすととても便利だが、一歩間違うと大変なことになる。
(2006.10.4/ZAKZAK)
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by fbitnews2006-6 | 2006-10-05 05:46 | インターネット総合  

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