TVバンク、数万人に高画質動画を同時配信できるシステムを開発



 TVバンク(東京都港区、孫正義社長、03・6889・2300)は26日、ネットワークに負荷をかけずに数万人規模の視聴者に高画質の動画を同時配信できるシステムを開発したと発表した。実験では従来方法の10―20%の送信トラフィック(データ量)で、動画を安定配信できることを確認。今後はヤフーの動画配信サービス「ヤフー!動画」上で、音楽コンサートやスポーツ番組を配信する際に同システムを利用する。

 システム名は「BBブロードキャスト」。視聴者のパソコンを相互接続し、サーバから送信された動画データを視聴者間で転送し合うオーバーレイマルチキャスト技術を活用する。サーバから視聴者一人ひとりにデータを配信するユニキャスト技術と比べて、インターネット接続事業者(ISP)のネットワークに流れるトラフィックを軽減できる。

 数万―数十万人が同時視聴する動画の配信に適しており、配信コストも大幅に削減できる。同日会見した中川具隆取締役最高執行責任者(COO)は「将来は企業のPR動画の配信などにも活用していきたい」と展望を述べた。

 同社はソフトバンクとヤフーの共同出資で、05年12月に設立された。(2006.9.28/日刊工業新聞)
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by fbitnews2006-6 | 2006-09-28 04:11 | インターネット総合  

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