Microsoft 版 YouTube、その名は『Soapbox on MSN Video』



Microsoft ( NASDAQ:MSFT ) は19日、インターネットサービス『 MSN 』において、投稿動画ポータル『 SoapboxonMSNVideo 』のベータテストを開始したと発表した。

Web 計測会社 Hitwise が、8月16日にアナリスト Blog で示した投稿動画市場シェア動向によれば、 MySpace.com 、 Google ( NASDAQ:GOOG )、 Yahoo! ( NASDAQ:YHOO ) の運営する同種サービスを大きく引き離し、 YouTube が首位を独走しているという。

Microsoft の Soapbox は、YouTube に似た機能を多数搭載したサービスになる。具体的には、誰かが投稿した動画に対して、評価/コメント/タグなどを付けることができる。また、カテゴリ別の表示/関連する動画の抽出/RSS フィード購読/お気に入りリストの共有といった機能も備える。

最近各社の投稿動画ポータルでは、『Diet Coke』に『Mentos』キャンディを投入して大噴出が起きる様の映像や、少女が日常を語る様を映した (しかも後から意図的に制作したものと分かった)「Lonelygirl15」なる一連の動画、そしていわゆる「エアボーカル」(有名楽曲に合わせて行なう口パク歌唱パフォーマンス) 動画などに人気が集まっている。Soapbox でも、いずれこうしたコンテンツが集まる可能性が高い。

MSN のエンターテインメントおよびビデオサービス担当ゼネラルマネージャ Rob Bennett 氏は取材に対し、YouTube と Soapbox の大きな違いの1つは「常に見続けられる」機能だと語った。この機能により、ユーザーは現在再生中の動画を停止することなく、サイト内の操作を行なえるという。

YouTube のような投稿動画コンテンツサイトは、ブロードバンドの普及に伴い爆発的な成長を遂げてきたが、こうした人気が直接利益に繋がるかどうかについては、今のところ不確定だ。

なるほど YouTube は、メディア大手の NBCUniversal との 戦略的提携 や WarnerMusicGroup (WMG) との 配信提携 を相次いで獲得した。しかし、広告支援型の動画ポータルという事業形態がビジネスモデルとして成立したとは、まだ言えない。

ただし Microsoft は、Soapbox で直ちに利益を上げることに固執しておらず、むしろ MSN をはじめ『Windows Live Spaces』や『Windows Live Messenger』など、同社が運営する広範なサービスに新しいユーザーを惹きつけることに関心を持っている。

Microsoft の広報担当者は取材に対し、次のように述べている。「Soapbox の事業目標は、当社のサービスネットワークに対する顧客ロイヤルティを高め、当社の広告パートナーに新しい革新的な露出機会を提供することにある」




(2006.9.20/japan.internet.com)
[PR]

by fbitnews2006-6 | 2006-09-20 14:38 | インターネット総合  

<< 「Internet Explo... Googleがオンライン共有カ... >>