ドコモ、903iシリーズで「メガゲーム」提供

NTTドコモは、FOMA次期モデル「903iシリーズ」の発売にあわせて、大容量iアプリ「メガiアプリ」対応の「メガゲーム」を提供すると発表した。あわせてゲームメーカーによるメガゲーム対応タイトルの開発が進められていることも発表されている。

 「メガゲーム」は、プログラム領域が最大1MBまで拡張された「メガiアプリ」に対応するゲームコンテンツ。「メガiアプリ」はiアプリの仕様が約2年ぶりにバージョンアップしたもので、メガゲームでは高解像度グラフィック、高音質サウンド、高速化された処理などにより、従来よりも迫力のあるゲームが楽しめる。

 従来のiアプリでは、本体(プログラム領域)とスクラッチパッド(データ保存領域)が分割されていたが、903iシリーズで採用されるメガiアプリでは、プログラム領域・データ保存領域があわせて最大1MBとなり、その境界は可変となる。また、902iSシリーズなどの一部機種と同じく、メガiアプリのデータ保存領域は外部メモリカードにも保存できる。これにより、メガiアプリではプログラム領域で1MBを使用し、データ保存領域はすべて外部メモリを使用するといった大容量コンテンツが可能になる。

 例えば、今回発表されたタイトルの「機動戦士ガンダムSEED~鳴動の宇宙~」は、プログラム領域で1MBを使用し、データ保存領域は外部メモリで約9MBを使用する合計約10MBの大容量アプリになっている。

 大容量化がもたらす恩恵として、ドコモでは「これまでは複数のアプリで構成されていたゲームも、1本のアプリとして提供でき、利便性が高まる」としている。

 メガゲームとして現在各社で開発が進められている作品は、「鉄拳2」「機動戦士ガンダムSEED~鳴動の宇宙~」「ストリートファイターZERO」「バイオハザード エピソード」「DIRGE of CERBERUS LOST EPISODE -FINAL FANTASY VII -」「モバイル・パワフルプロ野球MEGA」など16タイトル。

■ ゲーム機に引けを取らない市場性、性能をアピール

 15日には都内で記者向けに発表会が開催され、NTTドコモ コンテンツ&カスタマ部 コンテンツ担当部長の山口 善輝氏が説明を行なった。

 山口氏は携帯電話におけるゲームが一般的に遊ばれるようになり、音楽機能と変わらない注目を集めているとアピール。有料ゲームサイト登録者は1,300万人にのぼるとし、月額の市場は約36億円、年間にすると4,000億円超の市場になっているとした。

 同氏はゲームができる携帯電話の普及台数にも触れ、90Xiシリーズ以降で2,592万台、70Xシリーズでは857万台が販売されている数字を示しながら「ゲーム機として普及したわけではないが、携帯ゲーム機を上回る数」と述べて、ゲームプラットフォームとしての規模の大きさを強調した。

 「他社で、すでにメガアプリといったものは登場している。しかしスペックだけでなく、周辺環境も整ってきて満を持してのメガゲームの投入」と述べる山口氏は、903iシリーズにおけるポリゴンエンジンの速度向上、CPU処理の向上などの具体的なポイントにも触れて、「我々のベンチマークソフトでは、900iシリーズと比べて2D描画処理で平均約5倍、3D描画性能で901iシリーズの約3倍になっている」と進化の内容を説明する。

 同氏は個人的な感想として「今までケータイでここまでできたものは無かった」と述べるとともに、「MNPを控え、903iシリーズの重要な機能を先出しで紹介した」とMNP対策としての一面ものぞかせながら、903iシリーズで実現される豪華なゲーム機能への期待を示した。
(2006.9.15/impress Watch)
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by fbitnews2006-6 | 2006-09-15 23:18 | 周辺機器  

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