トランスコスモス、ヤッパの3D技術の販売権を取得


 トランスコスモスは4日、ネット上の3D(三次元)コンテンツ開発のヤッパ(東京・千代田、伊藤正裕社長)の発行済み株式2%を取得し、業務提携したと発表した。ヤッパの独自技術による3D画像の制作・販売権を獲得し、通販サイト構築サービスでの他社との差別化を図る。主に家電や衣類などのネット通販事業者向けに売り込み、3年後に売り上げ10億円を目指す。

 トランスコスモスがヤッパから取得したのはブラウザー(インターネット閲覧ソフト)向けの簡易な3Dコンテンツの作成と販売に関する権利で、トランスコスモスとの独占契約。ヤッパは基盤技術の開発などに専念する。

 トランスコスモスは2009年度までにウェブ構築サービスでシェアトップを獲得する考え。3D画像付きのサイトの方が消費者の購買意欲を喚起しやすく、既存のウェブ構築の顧客からの引き合いも多かったという。3Dコンテンツの作成は多くの人員が必要となるが、国内だけでなく中国やタイなど海外の技術者も活用する。年内には国内外で100人程度の人員を確保する予定だ。




 ヤッパは2000年に当時17歳の伊藤社長が創業したITベンチャー。プラグイン(追加ソフト)なしで閲覧できる3D技術としては数少ない存在の「ヤッパ3D」を主力としている。伊藤社長は「多くの顧客基盤と開発人員を持つトランスコスモスとの提携により、自社だけでは不可能だった幅広い市場への拡販が期待できる」としている。今後は携帯電話の組み込みソフト向け3D技術などの開発も進めていくという。
(2006.9.5/日本経済新聞)
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by fbitnews2006-6 | 2006-09-05 16:08 | インターネット総合  

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