JR東海「トイカ」11月25日に導入 JR東西と相互利用検討

JR東海(名古屋市)の松本正之社長は24日の定例会見で、ICカード型乗車券「TOICA(トイカ)」について、在来線の一部区間で11月25日から導入すると発表した。JR東日本(東京都渋谷区)、JR西日本(大阪市)が先行導入した各ICカード乗車券と相互利用をできるように検討を開始したことも明らかにした。

 利用可能なのは、東海道線の二川-関ケ原、関西線の名古屋-四日市、中央線の名古屋-中津川、武豊線の大府-武豊の在来線各間の全74駅。静岡県の在来線でも来年度中の導入を予定している。

 トイカは自動券売機などで運賃を前払いし、自動改札機に軽く触れるだけで通過、精算できる。最高2万円まで入金可能で、定期券として使えるタイプもある。

 JRグループでは、東日本が「Suica(スイカ)」、西日本が「ICOCA(イコカ)」の名称で、既に在来線に導入。トイカが採用した非接触ICカード技術方式の「フェリカ」はこの2社と共通で、技術的には互換性を持たせることが可能となる。

 松本社長は「JR各社の精算方法に違いはあるが、在来線同士でどう使えるかといった相談はしている」と述べた。名古屋鉄道と名古屋市交通局が2010年度の導入を目指して開発中のICカード乗車券との連携について同社長は、「JR東海以外で導入が進んだ時にどういう話し合いができるかが問題だ」と指摘し、共通化できるかどうかは明言しなかった。

 トイカのサービス開始日は11月25日だが、これに先立って、約800人のモニターに1カ月間にわたってトイカを試用してもらい、システムの動作を最終確認する。

 モニターの実施期間は9月30日から10月29日まで。トイカを導入する74駅のうち、東海道線刈谷-岐阜間、中央線名古屋-春日井間の22駅でテストする。

 応募できるのは中学生以上。募集期間は7月25日から8月18日まで。モニター用のトイカは定期券機能がないタイプで、あらかじめ1500円分が入金されている。追加入金は自己負担になる。問い合わせはトイカモニター募集事務局=電052(566)3311=へ。
(2006.7.25/中日新聞)
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by fbitnews2006-6 | 2006-07-25 13:15 | 周辺機器  

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