「Becky!」に“ベイズ理論”を用いた学習型のスパムメールフィルターを追加

定番メールソフト「Becky! Internet Mail」(以下、「Becky!」)に“ベイズ理論”を用いたスパムメールフィルター機能を追加できるプラグイン「深海魚フィルター」v1.02が、13日に公開された。Windows XP上の「Becky!」v2.25.02以降に対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「深海魚フィルター」は、メールソフト「Becky!」に“ベイズ理論”を用いた学習型のスパムメールフィルターを追加できるプラグイン。別ソフトのインストールや難しい事前設定は不要なので、手軽に導入できるのが特長。また、作者があらかじめ学習させておいたスパム判定データが同梱されているので、導入直後から即座にスパムメールを振り分けられるのもうれしい。

 “ベイズ理論”とは、フリーのメールソフト「Thunderbird」や、迷惑メール対策のためのプロキシーサーバー「POPFile」などで採用されている確率論の一種。本プラグイン導入後にメールを受信すると、メール内の文字列を解析して、スパムメールかそうでないかの判定が行われる。このとき、判定結果に関わらずすべてのメールに対して本プラグイン独自の“X-DeepSeaFish”というヘッダーが付加される仕組み。

 スパムメールと判定されたメールには、“X-DeepSeaFish”ヘッダーの値に“spam”という文字列が設定され、信頼できるメールと判定されたメールヘッダーには、同じく“X-DeepSeaFish”ヘッダーの値に“safe”という文字列が設定される。この独自メールヘッダーをもとに「Becky!」で振り分け設定をしておけば、スパムメールだけを“ごみ箱”や専用フォルダに移動することが可能。

 また、スパムかどうか判定不可能だったメールに対しては、“X-DeepSeaFish”ヘッダーの値に“unclear”や“unknown”といった文字列が設定されるので、今後の判定精度を高めるために、「Becky!」のメール一覧の右クリックメニューからスパムかどうかを学習させておこう。

 編集部にて試用したところ、初回から高確率でスパムメールだけを振り分けることに成功した。また誤判定があったメールに対しては、一度学習させることで次回メール受信時に判定精度の向上を確認できた。

(2006.7.21/impress Watch)
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by fbitnews2006-6 | 2006-07-21 17:16 | インターネット総合  

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