「リカちゃん電話」がPCへ進出

●「リカちゃん電話」がPCを使ったテレビ電話に進化

 タカラトミーは、「秘密基地をつくろう」シリーズを皮切りに、PCとの連携機能を持つ玩具の開発に取り組んでいる。同社のブースでは、今回の東京おもちゃショーで初披露となる「リカちゃんテレビでんわ」が展示されていた。価格は7875円で10月に発売される見込み。

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 リカちゃんテレビでんわは、玩具の電話とPC用ソフトをパッケージにした製品で、従来の音声会話だけでなく、PCのディスプレイに表示されたリカちゃんの表情を見ながら会話をできるのが特徴だ。

 会話用に収録されている音声ファイルは約5時間。人工知能のような学習機能は持たないものの、音声認識機能を備えており、ユーザーとリカちゃんの間で自然に会話が成立するようになっている。例えば、リカちゃんが「犬が好き? 猫が好き?」と二者択一の質問を子供に投げ、その返事にあわせて会話の流れが決まるといった仕組みだ。また、「猫」という単語を認識するだけでなく、「にゃんにゃん」などの幼児語もデータベースとして保持しており、質問した単語が別の単語で返答されたときでも極力フォローするという。また、あらかじめ名前や誕生日などを登録しておくことで、これらの情報を会話に織り交ぜてくれる。

 リカちゃんとの会話機能のほかに、家族間のコミュニケーションツールとして留守番電話機能を搭載しているのも特徴の1つだ。冷蔵庫の扉に貼られたメモのような感覚で、子供から親へ、親から子供へ音声でメッセージを残すことができる。1回の録音で残せる時間は15秒。録音できる回数は無制限(HDDの空き容量に依存)だが、親側が残せるメッセージは1つだけで追加の分は上書きされる。

「年齢層が低いユーザーをターゲットにしているので、例えば子供がメッセージを再生するときに迷ったりしないよう、煩雑なインタフェースを極力排除し、親が記録できるメッセージはあえて1つまでに絞りました。逆に子供のメッセージを無制限にしたのは“声”そのものを思い出としても残せるからです。動画や写真はあっても、子供の頃の声を“アルバム”にしている人は多くないでしょう」(高橋氏)

 おなじみの「秘密基地をつくろう」は、PC関連の玩具とはいえ、あくまでも一部の大人を対象としたモノ。低年齢を対象にした“for PC”のデジタルトイはこれが第1弾となる。

「PCの世帯普及率が約8割という現状を考えると、これはインフラとして十分に整っている――つまり投入する製品も年齢に縛られることはないと判断しました。また、PCの性能を生かすことで、コミュニケーションツールといった今までにない機能を玩具に付加できるメリットもあります」(高橋氏)

 タカラトミーは「リカちゃんでんわ」というキラーコンテンツを武器に、PCと連携する“新しい玩具”の展開を図る。

●はらぺこヤギさんで癒される

 最後にPCと連動して動くユニークな製品を紹介しよう。その名も「はらぺこヤギさん」。これは、PC上ではらぺこヤギさんが住むゴミ箱にファイルを捨てると、ガジェット本体のゴミ箱に住むヤギさんがふたを開けて飛び出してくるという癒し系グッズだ。

 ユニークなのはPCとの接続方法で、正確に言うと“つながっていない”。デスクトップ画面の一部に表示されるウィンドウに読み取りセンサーを設置し、白/黒表示の変化でデスクトップ上のアクションをデータ転送する仕様だ……いやまてUSBでいいんじゃないか? と思って聞いてみたら、単にコストの問題(USBは高い)とのこと。そうですか。ちなみにヤギさん本体は乾電池で駆動する。

 なお、はらぺこヤギさんはゴミ箱にファイルを捨てたときだけでなく、ときどき出現する狼や郵便屋さんなどにあわせてアクションを行う。また、長い間ファイルを捨てないと「ごはんまだ?」といったメッセージを言ったりもする。ちなみに一度ゴミ箱にいれたファイルを元に戻してもヤギさんが嘔吐したり反芻したりといったことはなかった。

 本体サイズは80(幅)×80(奥行き)×100(高さ)ミリ。黒ヤギと白ヤギの2色のカラーバリエーションがあり、価格はともに3675円となっている。2007年1月に発売される予定だ。


(2006.7.18/+D PCUPdate)
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by fbitnews2006-6 | 2006-07-19 07:15 | 周辺機器  

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