ドコモ・ライブドア提携 「iモード」に検索機能



 NTTドコモとライブドアが携帯電話のインターネットサービスで提携する。両社は、ドコモのネットサービス「iモード」のメーンページでライブドアの検索エンジン(機能)を活用、検索サービスを10月から提供する。ライブドアがドコモと本格的に提携するのは初めて。
 ドコモはライブドアのほか、検索サイト大手の米グーグル、ポータル(玄関口)サイト「goo(グー)」を運営するNTTレゾナント(東京都千代田区)などと提携、6つ程度の検索エンジンを活用した検索サービスを10月から開始する。
 ライバルのau(KDDI)は今月中にネットサービス「EZウェブ」でグーグルの検索エンジンを採用した検索サービスを開始する予定。
 ドコモは、複数の検索エンジンを搭載して検索機能を高めてサービスを強化するとともに、各社の検索サービスを利用している顧客の囲い込みを狙う。
 一方、ライブドアは証券取引法違反事件で事業展開の足踏み状態が続いていたが、6月14日の臨時株主総会で経営上の“みそぎ”が済んだとし、ポータルサイトの広告獲得などを積極化させている。ドコモとの提携は“新生ライブドア”としての事業強化の一環となるもので、ドコモの顧客がライブドアの検索エンジンを利用しやすくなることで、ライブドアの携帯向けサイトへのアクセス増を期待している。
 ライブドアは、国内最大規模のブログ(日記風ウェブサイト)サービスを中心に利用者参加型コンテンツ(情報の内容)の強化を経営方針に掲げている。ブログは携帯向けポータルサイトでもサービスを提供し、気軽に更新できる利便性や、カメラ付き携帯で撮った写真を掲載できる機能など付加価値を高めている。ドコモとの提携でiモード利用者を自社サイトへ誘導できれば、パソコン向けサイトを含めた利用者参加型コンテンツの強化につながる。
 総務省の2006年版情報通信白書によると、ネット利用者数は05年末で8529万人。個人のネット利用端末は携帯などの移動端末利用者が前年比18・8%増の6923万人に達し、初めてパソコン利用者を逆転するなど携帯からのネット利用者は増えている。
 情報閲覧だけでなくネットショッピングやブログ、音楽配信など携帯を使ったネットサービスは増加しており、携帯電話の利用者を獲得する上で、検索サービスは重要な役割を果たしている。

(2006.7.18/フジサンケイ ビジネスアイ)
[PR]

by fbitnews2006-6 | 2006-07-19 07:07 | インターネット総合  

<< 半数以上が“炎上”Blog を... 携帯使う商取引、市場規模は72... >>