ドコモ、スーパー3Gの実用化へ向け始動──装置開発メーカーを募集



 NTTドコモは7月7日、スーパー3Gの実用化へ向けて、対応の基地局や端末を開発するメーカーを募集すると発表した。

 現在スーパー3Gは、W-CDMAの標準化団体3GPPでLTE(Long Term Evolution)という名称で標準化が検討されており、2007年には仕様が完成する予定だ。2006年6月に開催された3GPPの会合で、LTEの基本部分の検討がほぼ終了したことを受けて、ドコモが提示する仕様を元に、機器の製造を請け負うメーカーを募集する。8月23日までに応募したメーカーの中から、2006年10月頃までに基地局と端末でそれぞれ1社ずつ程度を選定し、2009年の開発完了を目指す。

 スーパー3Gは、HSDPA/HSUPAといった、W-CDMAの高速化技術(3.5G)の先にある通信技術で、3.9Gとも呼ばれる3Gの最終進化系だ。データ通信速度は下り100Mbps以上、上り50Mbps以上を実現するほか、遅延の改善や周波数利用効率の向上も図る。3Gや3.5Gと同じ2GHz帯の5MHz程度の帯域を利用しつつ、下りの変調方式にOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)、上りの変調方式にSC-FDMA(Single-Carrier Frequency Division Multiple Access)を採用しているのが特徴だ。3.5Gと4Gの間に、4Gの技術を一部採用したスーパー3Gをはさむことで、4Gへの移行をスムーズに進めるという目的がある。


(2006.7.10/ITmediaエンタープライズ)
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by fbitnews2006-6 | 2006-07-10 12:47 | 周辺機器  

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