NTTドコモ 複数社と提携、10月に新検索サービス



 NTTドコモが、携帯電話のインターネット接続サービス「iモード」で、検索サイト大手の米グーグルや「goo(グー)」を運営するNTTレゾナント(東京都千代田区)など数社と提携し、携帯事業者として“最強”となる検索サービスを10月から開始することが29日、分かった。
 KDDIの携帯電話「au」が、グーグルと組んで7月から検索サービスを開始するが、ドコモは新たに5つ程度の検索エンジンを搭載して、これを上回る機能を備えて対抗する。
 利用者は、ドコモの公式サイトと各検索エンジンによる非公式サイトを含めた検索結果を得ることができ、ネット上のコンテンツ(情報の内容)をパソコン並みに探すことができる。また、検索ボックスをiモードの主要ページに掲載し、簡単なキーワードの入力操作で各検索エンジンの結果を閲覧できるようにするなど利便性を高める。
 携帯電話からのネット利用は、定額制料金が追い風となって楽曲を1曲丸ごと取り込める音楽配信サービスや動画配信サービスなどが広がっている。「勝手サイト」と呼ばれる携帯電話会社が“認定”していない非公式サイトの人気も高く、好きなコンテンツを探せるサービスのニーズが高まっていた。ドコモは複数の検索エンジンによる強力な検索機能を提供することでiモードの付加価値を高め、利用者の囲い込みを狙う。
 携帯電話業界では、携帯電話会社を替えても電話番号が引き継がれる「番号ポータビリティー」の開始を10月に控え、各社はサービス強化で利用者確保を進めている。
 さらに、ソフトバンクがポータル(玄関)サイト大手のヤフーと組んで携帯事業に進出することで、通信インフラに加えてネットサービス分野での競争激化も必至の状況だ。
 ドコモは検索サービスでグループ外企業と広く提携することで、アクセスが容易になり、携帯向けネットビジネスを拡大できるとみている。今後、携帯各社のネットサービス競争はさらに激しくなりそうだ。
(2006.6.30/フジサンケイ ビジネスアイ)
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by fbitnews2006-6 | 2006-06-30 12:49 | 周辺機器  

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